2024年11月、家族で滋賀・奈良・京都を巡る1泊2日の旅へ♪
ADHDのある姉さんは現在中学1年生。旅行当時は小学5年生で、翌年の修学旅行に向けた予行練習でした。
ASDの弟は現在小学3年生、旅行当時は小学1年生。
「一度行ったことがある」「どんな場所か知っている」という経験が、本番でのお守りになればいい。
そこで奈良と京都を、家族でひと足先に体験することに。待つのが苦手な姉弟には、「見るだけ」より触る・作る・食べる体験を多めにしました。
※ADHDやASDの特性、得意なこと、苦手なことは一人ひとり違います。この記事は「発達障害児はみんな同じ」という話ではなく、あくまでわが家の姉弟に合っていた旅と予行練習の記録です。
この記事で分かること
- 修学旅行の予行練習をした理由
- 信楽・奈良・京都で楽しんだ体験
- 各スポットの移動時間と注意点
今回の旅程
1日目:滋賀県甲賀市・たぬき村(陶芸・近江牛BBQ)→滋賀県米原市・エクシブ琵琶湖
2日目:奈良県奈良市・奈良公園・東大寺→京都府京都市・金閣寺→清水寺
わが家が修学旅行の予行練習をした理由
修学旅行前、こんな不安がありました
- 初めての場所で緊張したらどうしよう
- 長時間の移動や集団行動は大丈夫?
- 待ち時間や人混みで疲れない?
姉さんは待ち時間が苦手。弟には偏食や人混みなどの心配もあります。そこで、見通しを持てるように、修学旅行で訪れる奈良・京都を家族でひと足先に体験することにしました。
1日目|甲賀のたぬき村で信楽焼陶芸体験
最初の目的地は、滋賀県甲賀市にある「たぬき村」。

信楽といえば、やっぱりたぬき。右も左もたぬき。奈良へ行く前から動物密度が高めです。
ここで家族4人、信楽焼の陶芸体験に挑戦しました。
ひんやりした土を押して、丸めて。手を動かし続ける陶芸は、姉弟にぴったりでした。
「何を作る?」と聞いた結果、姉弟はたぬきの置物。父と母は器を選択。
姉弟はたぬき、父母は器。個性が大爆発
ところが、弟は仕上がりが気に入らず、たぬきを自ら叩き潰してリセット。姉さんは不注意でうっかり潰してリセット。「終わらない、終われない陶芸タイム」の開幕です😂
開始時は満席だったのに、気づけば工房に残った最後の客はわが家。貸し切りではありません。ただ、帰れなかっただけ。
それでもスタッフさんは最後まで丁寧でした!

陶芸のあとは、たぬき村で近江牛バーベキュー
陶芸とBBQは、旅行予約サイト「じゃらん」の「遊び・体験」で予約。「信楽陶苑たぬき村」とキーワード検索すると見つかります。宿泊検索には出ません。
バーベキュー会場には屋根があり、多少の雨なら大丈夫そうな雰囲気。
屋外の焼肉屋さんのような雰囲気で、カット済みの具材を焼くだけ。
野菜も肉も切る必要なし。家族バーベキューなのに、母の仕事がほぼない。
そして近江牛、めっちゃおいしかった!

偏食気味の弟も肉とソーセージなら大丈夫。全員満足のお昼ご飯になりました。
米原で宿泊。偏食野郎に合わせて夜はラーメン

🚙 移動メモ
たぬき村 → エクシブ琵琶湖
車で約1時間10分(約76.6km・有料道路利用)
※所要時間は渋滞や出発時刻によって変わります。
奈良・京都を巡るなら、京都市内か奈良市内が一番便利。次の候補は滋賀県大津市・草津市辺り。ただ紅葉シーズンで希望の宿が見つからず、今回は滋賀県米原市のエクシブ琵琶湖へ。奈良までは遠かったけれど、館内でゆっくり過ごせました。
※エクシブ琵琶湖は会員制リゾートホテルです。会員本人や家族、会員の紹介、勤務先の福利厚生などを通して利用できます。
エクシブ琵琶湖の周辺は、気軽に入れる飲食店が少ない。そこで、偏食野郎こと弟に合わせて来来亭のラーメンへ。来来亭もおいしい。ただ、どこにでもあるので旅行感は薄め😂
11月の米原は、信楽や奈良、京都と違って冬の日本海側を思わせるどんよりした天候。雨具や羽織りものがあると安心。
2日目|朝6時出発!米原から奈良公園まで実走約3時間
🚙 移動メモ
エクシブ琵琶湖 → 奈良公園
通常約2時間10分(約118km・有料道路利用)
※紅葉シーズンの実走は約3時間。朝6時出発!
朝ご飯は、コンビニのおにぎりを車内で食べた。
奈良公園は、鹿・鹿・鹿・鹿まみれ
奈良公園に到着すると、本当に鹿だらけ。
鹿せんべいを持つと、恒例のペコペコおじぎ。かわいいけど、圧がすごい😂
子鹿もたくさんいて、母は癒やされまくり。姉弟も夢中で鹿せんべいをあげ続けた。

「一生せんべいをあげる気?」というほど長く滞在。
でも、この「もっとやりたい」が大切。退屈する暇のない体験になりました。
小さい子連れは鹿との距離に注意
弟はなで方が雑だったのか、後ろ脚で蹴られそうに💦 幸い無事でしたが、近づき方には注意です。
角が伸びた鹿もいます。小さい子には大人が付き添うと安心です。
かわいい。でも鹿。ぬいぐるみではない。

奈良から京都へ。金閣寺は本物の金?
「これ、本物の金?」
「本当に金?」
「全部、金?」
金閣寺の美しさより、金の資産価値が気になる姉弟。見る角度が現実的すぎる。

清水寺と二年坂・三年坂へ

夫と私は学生時代、この辺りにいました。「二年坂で転ぶと2年以内、三年坂なら3年以内に死ぬ」という迷信を姉弟に伝えてみると……。
いつもの10倍慎重に、そろーり歩く姉弟。
私は今回も普通につまずきましたが、今も元気です。
混雑の中を進み、清水の舞台へ。景色を眺めたあとは、下から舞台を見上げた。金閣寺の輝き、清水の高い舞台、紅葉、人の多さまで自分の目で確かめられたのは、予行練習としてよい経験になったはず。
帰りに、私の好きなマールブランシュの「茶の菓」を購入。学生時代を思い出し、懐かしくなりました。
信楽・奈良・京都を巡る家族旅行の注意点

今回の旅行では利用していませんが、夫は以前アキッパを使ったことがあるそう。次に駐車場が少ない地域へ行くときは、わが家でも事前予約を活用したい。現地で駐車場難民になるのは避けたい!
予行練習してよかった?実際の修学旅行はどうだった?
結論から言うと、わが家は予行練習をしてよかったと思っています。
ただし、姉さんは修学旅行へ行きたがらなかった。前日は、泣きながら準備。予行練習をしたからといって、不安がゼロになったわけではありません。
それでも現地に着くと、以前家族で見た景色が次々と登場。
「見たことがある場所ばかりで安心した」
と話していました。
二年坂・三年坂では、例の迷信を思い出したのか、転ばないよう慎重に歩けたそう。予行練習の成果、でました😂
現地では特に大きく困ることもなく、スムーズに行動できました。
帰宅後も「楽しかった!」とは言わなかった姉さん。
「嫌だったけど、頑張ってなんとか行けた」
という感じでした。でも、その表情には、苦手なことを一つ乗り越えた成長を感じました。
予行練習は、修学旅行を楽しみに変える魔法ではありません。それでも「初めてだらけ」を減らし、現地で動くための小さな安心材料にはなった。わが家にとっては、やってよかった予行練習です。
まとめ|体験をつないだ修学旅行の予行練習
信楽では、ひんやりした土に触れて信楽焼を作り、自分たちで近江牛や野菜を焼いて味わう。奈良では鹿の温かさや勢いを間近に感じ、京都では金閣寺の輝きや清水の舞台を自分の目で確かめました。
触る、作る、焼く、食べる、見る、驚く。五感を存分に使った修学旅行の予行練習。待つだけ・見るだけでは退屈しやすい姉弟も、次々の体験を楽しみながら巡れました。
たぬきを潰して作り直し、鹿に囲まれ、最後は大混雑の京都へ。予行練習にしては濃すぎましたが、家族みんなの記憶に残る旅になりました😊

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