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小3まで朝の歯磨きができなかったADHD娘、今は糸ようじまでしています

小3まで朝の歯磨きができなかったADHD娘の歯磨き事情 発達障害児の生活習慣

現在、中学1年生の娘には、ADHDと協調性運動障害があります。

今では朝起きると、自分から歯磨き。

夜は糸ようじをして、丁寧に歯を磨いてから寝ています。

そんな娘ですが……

小さい頃は、歯磨きが大嫌いでした。

正直に書きます。

小学3年生まで、朝はほとんど歯を磨いていませんでした!!!

この記事で分かること

ADHD娘とASD息子、母の歯磨き事情をまとめた画像

この記事には、発達障害のあるわが家の歯磨き事情を書いています。

  • ADHD娘が、小学3年生まで朝の歯磨きをできなかった理由
  • 歯磨きより登校を優先した当時の気持ち
  • 発達障害を受け入れてくれる小児歯科での診察
  • 娘が自分から歯を磨き始めたきっかけ
  • 今も歯磨きが大嫌いなASD息子の様子
  • 歯磨きを嫌がられる母の正直な気持ち

「こうすれば磨けるようになる」という記事ではありません。

娘は自分から磨くようになった。でも息子は、今も歯磨きが大嫌い。同じ家で育つ二人でも全然違う、そんなわが家の体験談です。

「こんな家もあるのね」くらいの気持ちで、気になるところだけ拾ってもらえたらうれしいです。

歯磨きをさせるか、学校へ行かせるか

歯磨きを嫌がる娘を前に、歯磨きか登校かで悩む母

朝、娘に歯磨きをさせようとすると全力で抵抗。

逃げる。

暴れる。

口を開けない。

朝から無理やり歯を磨いて娘の気持ちが崩れ、そのまま学校へ行けなくなるのが怖かったんです。

歯磨きも登校も大事。両方できれば、それが一番。そんなことは分かっています。

でも、小学3年生までのわが家では、歯磨きだけで朝のHPを全部持っていかれる状態でした。

歯を磨かせるか、学校へ行かせるか。

悩んだ末、母は登校を選びました。

それが正解だったのかは、今も分かりません。

ただ、当時の私にはそれしかできなかったんです。

歯磨きはできなくても、歯医者には通っていました

朝の歯磨きができなかった時期も、4か月に1度だけ歯医者にだけは定期的に通っていました。

選んだのは、発達障害のある子どもを受け入れてくれる小児歯科です。

当時の娘は、アンパンマンが大好き。

診察台の横には、アンパンマンシリーズのぬいぐるみがたくさん並んでいました。

その中に、かまめしどんのぬいぐるみがあったんです。

しかも……

頭のふたが開く!

中の釜飯が見える!!!

超激レアかまめしどん。

娘が診察台へ行くと、まずは、かまめしどんのふたを取ります。

そして中身を確認。

今日も釜飯あり!

それから、ようやく診察です。

歯の前に、釜飯の定期検診。

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歯科検診で起きたパニック

歯科検診で歯鏡を噛み、歯科医を驚かせる発達障害の娘

もちろん、かまめしどんがいれば、すべて順調に進むわけではありません。

先生が歯を見るための小さな鏡を娘の口へ入れると……

ガブッ!!!

娘、鏡に噛みつく。

先生は慌てて、

「割れちゃう!割れちゃうよ~~~!」

診察室に響く先生の声。

そんなパニックもありました。

それでも先生や歯科衛生士さんは、娘を怒ったり急かしたりしませんでした。

「これからガーゼを入れるよ」

「次は風をかけるよ」

これから何をするのか、一つずつ説明してくれます。

できるところまで、少しずつ。

ときには、かまめしどんにも力を借りる。

そうやって、なんとか歯科定期検診を受けていました。

小学4年生で、永久歯が2本ないと判明

レントゲンで永久歯が2本ないと説明を受ける娘と母

そんな娘に転機が訪れたのは、小学4年生のときです。

定期検診で先生が違和感を覚え、レントゲンを撮ることになりました。

すると……

乳歯の下にあるはずの永久歯が2本ない!!!

永久歯が先天的に欠如していることが分かったんです。

娘も私も寝耳に水。

先生からは、

「今ある乳歯を大切にしてね」

「乳歯は根が短いので、大切にしても40歳ごろには抜けるかもしれない」

と説明を受けました。

それを聞いた娘、さすがにビビる。

母もビビる。

永久歯がないなんて、聞いてないぞ!!!

その日の夜、自ら糸ようじを始めた

永久歯がないと知った夜、突然自ら糸ようじを始めたADHD娘

歯医者から帰った日の夜。

娘が自分から糸ようじを始めました。

そのあと、いつも以上に丁寧に歯磨き。

さらに翌朝。

今まで朝の歯磨きをしていなかった娘が、自分から歯を磨いている!!!

母、二度見。今まで何度言ってもやらなかったのに!あんなに逃げていたのに!

娘の中で、

「今ある歯を守らなければ!」

というスイッチが入ったようでした。

それまで娘にとって、歯磨きは「親にやらされること」だったのかもしれません。

でも、自分の永久歯がないと知ったことで、自分の問題として感じたようです。

親に言われてやるのは嫌。

でも自分で大事だと思ったら、徹底的にやる。

能動的なスイッチが入ると、こだわりの強さが良い方向へ爆発!

中学1年生になった今も、朝晩の歯磨きと夜の糸ようじが続いています。

<写真>姉さん愛用の歯磨き粉と糸ようじ:大人用の辛いのは苦手

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ASDの息子は、今も歯磨きが大嫌い

歯磨きから逃げるASD息子を追う母と、自分で糸ようじをするADHD娘

ここで「めでたし、めでたし」と終わりたいところですが……わが家には、もう一人います。ASDと言語発達遅延のある小学3年生の息子です。

息子は今も、歯磨きが大嫌い!!!

自分からは、なかなか磨きません。

嫌がる息子を押さえて、私が無理やり磨くこともあります。

それでも虫歯あり。

あれだけ格闘して、虫歯あるんかーい!!!

娘に起きた変化が、息子にも起きるとは限りません。

レントゲン撮ったら、永久歯全部あったわ・・・いいんやけどね・・・それでいいんだけど。。。

娘と息子では性格も違う。

歯磨きを嫌がる理由も違う。おそらく。

スイッチがあるのか。

あるなら、どこにあるのか。

母にも分からん。

歯磨きを嫌がられると、親もしんどい

歯を磨かなければ、虫歯が心配です。

虫歯になれば、歯医者へ行く回数や治療の手間も増えるかもしれません。

でも、磨こうとすると全力で拒否される。

どうしろと!?

歯磨きを嫌がられると、親はものすごくストレスがたまります。

いや、きれいな言葉では足りない。

クソみたいにストレスがたまる!!!

しかも朝晩、毎日開催。

閉幕予定のない歯磨き祭り。

私自身のメンタルが不調で、どうしても無理な日は、息子の朝の歯磨きを諦めることもあります。

そんな日は、

「不潔でゴメンね……」「この不潔野郎・・・」

と思う。

それでも、できない日はできない。

これも、わが家の現実です。

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まとめ|同じ家でも歯磨き事情は全然違った

ADHD娘とASD息子で異なった歯磨き事情を振り返るまとめ画像

わが家の歯磨き事情をまとめると、

  • ADHD娘は小学3年生まで、朝の歯磨きができなかった
  • 朝は歯磨きより登校を優先していた
  • 歯磨きができなくても、歯科定期検診には通っていた
  • 永久歯が2本ないと知り、自分から磨き始めた
  • 中学1年生の今は、夜の糸ようじまで習慣になっている
  • ASDの小学3年生息子は、今も歯磨きが大嫌い

娘が変わったのは、定期的に歯医者へ通っていたからなのか。

説明を理解できる年齢になったからなのか。

永久歯がないと知ってビビったからなのか。

かまめしどんのおかげなのか。

たぶん、いろいろなことが重なったんだと思います。

「発達障害のある子が歯磨きを嫌がったら、こうすればいい!」

そんな答えは、私にはありません。

朝の歯磨きを諦めたこともある。

嫌がる子どもを無理やり磨いたこともある。

歯医者さんと、かまめしどんに助けてもらったこともある。

ただただ、わが家はこんな感じでした。

そして今夜も私は、歯ブラシを持って逃げる息子を追いかけます。

その隣では、娘が黙々と糸ようじ。

同じ家で、この差よ!!!

わが家の歯磨き祭り。

まだまだ終わりそうにありません。


※発達障害のあるわが家の子どもたちについての体験談です。歯の状態や子どもの反応は一人ひとり異なります。歯について気になることがある場合は、その子の状態を見てもらえる歯科医師などへご相談ください。

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