中学1年生の姉(ADHD)と小学3年生の弟(ASD)を連れ、善光寺・黒部ダム・軽井沢へ。
2泊3日のハプニングと、駐車場・WEBきっぷ・服装など実際に困ったポイントをまとめます。
黒部ダム旅行は春〜秋がシーズン。宿は早めの予約が安心!
黒部ダムの観光期間は例年4月中旬〜11月30日、観光放水は6月下旬〜10月中旬。
春の雪景色、夏休み、秋の行楽は宿が埋まりやすいため、数か月前から空室をチェック。
冬は春・夏旅行の予約を始める時期。計画だけは冬眠禁止。
この記事で分かること

2泊3日の旅程まとめ

🔵 1日目|善光寺 → ふる里村工芸館
善光寺
お戒壇巡り・門前町散策
↓
車 約1時間10分
ふる里村工芸館
大町温泉郷・素泊まり・コンビニで夕食と朝食を調達
🟢 2日目|黒部ダム → 軽井沢
大町温泉郷
早朝出発
↓
車 約20分
扇沢駅
6:30 関電トンネル電気バス
↓
関電トンネル電気バス 約16分
黒部ダム
展望台・放水・湧き水・ダムカレー
↓
車 約2時間20分~2時間40分
ホテルグランヴェール旧軽井沢
ホテル泊・周辺のイタリアンへ
🟠 3日目|軽井沢観光
ホテルグランヴェール旧軽井沢
↓
車 約5~10分
軽井沢アウトレット
買い物・「やまへい」でそば
↓
車 約10~15分
軽井沢ガラス工房
風鈴作り
↓
車で帰宅
帰宅
1日目|善光寺のお戒壇巡りへ

善光寺で楽しみにしていた「お戒壇巡り」へ。本堂地下の回廊は、人ひとりがやっと進めるほどの狭さ。
ライトやスマホの照明は禁止。目を開けても閉じても同じ、完全な暗闇。
並び順は、父 → 姉 → 弟 → 私。子どもたちが絶対にはぐれない布陣で出発!
途中、姉さんが父の気配を見失い、「パパがいなくなった~!先に行った~!」とフリーズ。
父は前にいる。でも姉さんは完全停止し、暗闇で突然の姉さん渋滞。
最後尾の私が「一緒に行こう」と連れて再出発。「極楽の錠前」に触れ、家族全員で明るい本堂へ戻れました。
善光寺のお戒壇巡りを子連れで体験するなら、怖くなったときに止まらず声をかけられる並び順が大事。暗闇が苦手な子には、入る前に「狭い道を一列で進む」と伝えておくと安心。
🚗 車ルート|善光寺 → ふる里村工芸館
所要時間の目安:約1時間10分
Googleマップでルートを見る
※渋滞・工事・天候により変わります。
宿は素泊まり!夕食はコンビニで調達
善光寺から、素泊まりのふる里村工芸館(大町温泉郷)へ。
部屋にトイレはあるものの、お風呂はなし。入浴は大浴場を利用しました。エレベーターもないため、大きな荷物を持っている場合は要注意。
車で約5分のファミリーマートで、夕食と翌朝食を購入。早朝出発にも合わせやすい。
旅先では、いつものおにぎりも少し高級。偏食の弟も食べられて全員平和!
黒部ダムの朝一便に便利な宿をチェック
朝一便を狙うなら、大町温泉郷の空室を早めにチェック。
※料金・プラン・空室状況はリンク先でご確認ください。
2日目|コンタクトがない!扇沢駅へ大急ぎ

🚗 車ルート|ふる里村工芸館 → 扇沢駅
所要時間の目安:約20分
Googleマップでルートを見る
※駐車後の徒歩移動と切符発券時間は別。繁忙期は早めの出発がおすすめ。
翌朝、事件発生。コンタクトレンズがない。
前夜、夫がコンタクトケースをペーパータオルで包んでいた。知らない私はゴミと思い、迷わずゴミ箱へ。
まさか中に、翌朝の視界が入っているとは思わない。
夫がゴミ箱を捜索して発見。朝から父、ゴミ漁り。視界は救出、時間は大ロス!!
車を降りたのは6:15。予約した関電トンネル電気バスは6:30発。残り15分!
ところが無料駐車場から扇沢駅までは徒歩15分強。しかも途中に急な坂と階段あり。

<写真> 駅まで徒歩15分強。景色は爽やか、こちらの息は瀕死。
家族で全力ダッシュ。しかし私と姉さんは遅れ、体が完全に「聞いてない」。
「もう置いて行って~!」
「楽しんできて~!」
「諦めるな!!」
……登山やん。
目指すのは山頂ではなく、6:30発の電気バス。無理やて。
扇沢駅の駐車場は朝6時台でも混雑
警備員さんの話では、扇沢駅の第1・第2駐車場は朝6時ごろには満車になるとのこと。
私たちが利用した無料駐車場も、6:15ごろには約5分の4が埋まっていました。そのほかの駐車場からは、扇沢駅行きのシャトルバスも運行。
朝一番なら、駐車・徒歩・発券まで考えて早めの到着を。
※駐車場・シャトルバスは出発前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
スタンダードWEBきっぷはいつ発売?予約方法を簡単に解説
関電トンネル電気バスのWEBきっぷ、公式サイトを読んでも正直むずかしい。商品も区間も多く、予約前から遭難しかけました。
●わが家が買った切符
利用日:2026年7月19日
往路:扇沢駅6:30発
発売開始:2026年6月11日15:00
2026年のスタンダードWEBきっぷは、利用日を上旬・中旬・下旬に分けて順次発売。7月11日~20日利用分は、6月11日15:00発売でした。わが家は販売開始と同時に購入。
2026年の公式販売スケジュールを見る
※販売日程は変更される場合があります。購入前に最新情報をご確認ください。
スタンダードWEBきっぷの取り方
- 公式サイトを開き、画面右上「WEBきっぷを予約」を押す
- 商品一覧から「スタンダードきっぷ」のアイコンを押す
- 利用日・往き出発時間(扇沢発)・人数を選ぶ
- 内容を確認し、ログインして決済する
発売前に会員登録だけ済ませておくのが重要。発売時刻から登録を始めると、その間に希望便が消える可能性あり。予約ページは立山黒部アルペンルートWEBきっぷ公式サイトです。
帰りは時間指定なし|往復きっぷでそのまま乗車
スタンダードWEBきっぷは往復きっぷ。時間を指定できるのは往きだけです。
帰りのきっぷを現地で買い直す必要はありません。
時刻表に合わせて黒部ダム駅の乗り場へ行き、来たバスに乗って扇沢駅へ戻ります。
WEB予約後も紙の切符を発券
関電トンネル電気バスはWeb予約済みでも、扇沢駅の発券機で紙の切符を受け取る必要がありました。

<写真> WEBで予約しても最後は紙。デジタルのゴール、まさかの発券機。
予約時間に間に合わない場合、発券機横の窓口で時間変更の相談が可能。
ただし空席がある場合のみで、手数料もかかります。
始発の電気バスは満員|配慮が必要なら乗車前に相談
なんとか6:30の始発に間に合ったものの、車内は満員。座席なし。つり革を持つのも難しく、家族全員立つことに。
姉さんには発達性協調運動障害(DCD)があり、揺れる乗り物で立ち続けるのが苦手。耐えきれず、床に座りました。
坂道ダッシュ → 満員バスで立つ → このあと230段以上の階段。観光というより修行。
帰りに係員さんへ聞くと、「乗車前に障害があることを伝えてもらえれば、優先的に座席へ案内する」とのこと。障害や特性で立って乗るのが難しい場合は、改札・乗車前に係員へ早めに相談を。
対応は混雑状況などで変わる可能性あり。帰りは正午ごろで空いており、全員座れました。行きとの落差。
建設の歴史映像に見入る息子
トンネル内では、黒部ダム建設の歴史動画を上映中。将来の夢が大工の弟は、正座する勢いで画面にくぎ付け。

<写真> 将来の夢は大工。観光客というより、現場研修中。
山を発破し、破砕帯の水に抗って掘る人々を見る息子の目、もう職人。
私も気になってきた。次は映画『黒部の太陽』。親子で黒部沼へ。

<写真> くろにょんと記念撮影。ヘルメット姿に、大工志望の弟も親近感?
黒部ダム駅から230段以上の階段へ
黒部ダム駅に着くと、展望台へ続く230段以上の「心臓破りの階段」。
さっき坂道を走ったばかりですが?
上り切れば、黒部ダムと立山連峰がドーン!疲れが吹き飛ぶスケール。記念写真の撮影サービスもあり。
大迫力の放水!階段が苦手ならスロープも
急な階段を下りると、放水を間近で見られるスポットへ。音、勢い、水しぶきを体感。
橋の周辺はとても涼しく、晴れた日は太陽が高くなるにつれて放水に虹がかかることも。

<写真> 放水に虹!早朝ダッシュの疲れが、ここで少しだけ報われた。
階段が苦手ならスロープへ。展望台には行けないものの、放水は見られる。
ただしスロープ内はかなり寒い。夏でも羽織り物は必須。
破砕帯の湧き水とハサイダーに夢中
破砕帯の湧き水を飲める場所が数か所。姉弟は冷たさ、きれいさ、おいしさにハマり、離れない。絶景より給水ポイント。

<写真> 湧き水から離れない息子。黒部ダムより先に給水所を制覇。
湧き水を使った「ハサイダー」もおいしい!
ところが開けた瞬間、姉弟のサイダーがそろって噴き出しました。
破砕帯だけでなく、ボトルまで放水。フレッシュな湧き水の勢い、恐るべし(笑)

<写真> おいしいハサイダー。開けた瞬間は、ボトルも観光放水。車の中びしょびしょ💦
ランチは黒部ダムカレー
昼食は名物の黒部ダムカレー!

<写真> ご飯の真ん中を崩すとカレーが放水されます。
レストランは10時開店。開店後はかなり混雑するため、早めに食べたいなら30分ほど前から並ぶと比較的スムーズ。
ダムを見たあとのダムカレーは完璧な流れ。
黒部ダムからホテルグランヴェール旧軽井沢へ
🚗 車ルート|扇沢駅 → ホテルグランヴェール旧軽井沢
所要時間の目安:約2時間20分~2時間40分(高速道路利用)
Googleマップでルートを見る
※休憩・渋滞時間は含みません。
部屋はすごくきれい。畳の小上がりに姉弟、テンションMAX!

<写真> 畳の小上がりを見つけた瞬間、姉弟のホテル探検スタート。
ガラス張りのお風呂も新鮮。駅・アウトレット・飲食店に近く、観光拠点に便利。
朝食は部屋までお届け|2,000円/人
朝食は部屋まで届く。熱々のしいたけコンソメスープ、サラダ、温野菜、ソーセージ、フルーツ、飲むヨーグルト、日向みかんゼリーとボリューム満点。

※腹減って食いついて写真を撮り忘れたので、メニューをもとにしたアニメ風イメージです。
- 卵料理:オムレツ/スクランブルエッグ
- ドリンク:牛乳/りんご/ぶどう/マンゴーオレンジ。大人はコーヒー付き
- パン:ホットサンド/キッシュ/焼きたてパン3種
※卵料理・ドリンク・パンは、それぞれ1つずつ選びます。
父はホットサンド、私はキッシュ、子どもは焼きたてパン3種。偏食の弟もおかわり!野菜は父担当。朝から見事な分業制。
軽井沢駅近くのホテルをまとめて比較
観光後すぐ休める立地は正義。料金と空室を見比べて、自分に合う宿を探そう♪
※料金・プラン・空室状況はリンク先でご確認ください。
軽井沢のイタリアンで腹ぺこ姉弟バトル

<写真> 人気店を夕飯時に訪問。並んでいる間に、姉弟バトル開幕。
アトリエ・ド・フロマージュ 軽井沢ピッツェリアは、ホテルグランヴェール旧軽井沢から実際に歩いて5分強。
- ディナー:17:00〜21:00
- 予約:現在は曜日を問わず受付なし
- 定休日:水・木曜日(祝日は営業する場合あり)
土日祝は行列を避けるため、開店直後など食事時間をずらすのがよさそう。混雑時は営業時間内でも受付終了の場合があるため、公式サイトで最新情報を確認してください。
※店舗情報は2026年7月30日時点。
朝から走って歩いた姉弟に空腹が加わり、平和条約は失効。
路上で弟が姉をひっかき、姉はギャン泣きで「あやまれ!あやまれ!」を連呼。
近くにいた姉弟よりも幼い海外の男の子が、こちらを見てガチでビビっていました。
ごめんね少年。これは日本の伝統芸能ではありません。
空腹と待ち時間は、発達障害姉弟の余裕を一気に奪う。
次回の自分へ——夕食は混雑時を避けて!
3日目|軽井沢アウトレットとそば

🚗 車ルート|ホテルグランヴェール旧軽井沢 → 軽井沢・プリンスショッピングプラザ
所要時間の目安:約5~10分
Googleマップでルートを見る
※周辺道路や駐車場は混雑することがあります。「やまへい」はショッピングプラザ内なので、到着後は車移動なし。
最終日は、広大な軽井沢・プリンスショッピングプラザへ。
買い物後、駐車場へ戻ると——車、どこ?
全員で記憶をたどって駐車場をウロウロ。ここでも時間ロス。
車を止めた場所と周囲の景色は、スマホで撮っておくべし。
昼は「そば処 やまへい」でそば。昼どきは混むため、早めに並ぶのが安心。
その後、軽井沢ガラス工房へ。
🚗 車ルート|軽井沢・プリンスショッピングプラザ → 軽井沢ガラス工房
所要時間の目安:約10~15分
Googleマップでルートを見る
※道路や駐車場の混雑により変わります。
軽井沢ガラス工房で風鈴作り
旅の最後は風鈴作り。溶けたガラスに息を吹き込み、好きな柄を付けます。
スタッフさんが一人ずつ付き添うので、初めてでも安心。姉弟も落ち着いて作れました。
姉さんは息が強すぎて、スタッフさんから「台風の時しか鳴らないかも(笑)」との判定。
風鈴に求められる風速が強すぎるため、吹き直していました。
完成品は音も見た目も大きさも別物。まさに姉弟そのもの。

<写真>左:姉さん、右:弟。音も形も姉弟それぞれ。暗いところに入れると発光するよ!
作品は翌々日に宅急便で到着。箱を開けて音を聞くまでが体験。
風鈴のほか、グラスなども作れます。秋旅なら普段使いできる作品も◎。
※夏の工房は暑い!!!ガラスだけでなく、こちらまで溶けそう。
飲み物と保冷剤などの冷却グッズを忘れずに。
風鈴作りは、じゃらんで予約しました♪
夏休み・連休・秋の行楽シーズンは体験枠が埋まることも。作りたい日が決まったら、空き状況を早めにチェック!
※料金・体験時間・空き状況はリンク先でご確認ください。
発達障害姉弟との旅行で感じた注意点
- 扇沢駅:駐車・坂道・階段・紙の切符発券まで考え、早めに到着
- 黒部ダム:230段以上の階段と夏でも冷える場所に備え、羽織り物を用意
- 食事と体験:空腹と待ち時間を避けるため、人気店は早めに予約
- 子どもへの予告:暗闇・階段・寒さを先に伝え、時間と休憩に余裕を持つ
……と準備しても、コンタクトひとつで予定は崩れる。家族旅行、油断できません(笑)
まとめ|ハプニングも旅の思い出

暗闇、全力疾走、放水、風鈴作り。
予定どおりでなくても、全部まとめて家族の思い出。
朝一便を狙うなら、時間だけはたっぷりと。
関連記事
次回予告|ASD弟、レゴで黒部ダムを建設中!
黒部ダム建設の映像に夢中になった弟。
帰宅後はレゴでダム作りへ。
記事が完成したら、ここにリンクします。
関連記事|待ち時間を減らす工夫が気になる方へ
関連記事|長距離ドライブの準備に迷ったら



コメント