
「手術当日って、どんな流れ?」「痛みはどれくらい?」「怖さは?」
私も手術前日、同じことを何度も検索していました。
この記事では、子宮全摘手術を受けた当日の流れを、体の状態・痛み・気持ちの変化まで本音で記録します。
これから手術を受ける方の不安が、少しでも軽くなれば嬉しいです。
手術当日のスケジュール

※私の場合の流れです
🌅 朝
・絶食スタート
・点滴開始
・浣腸タイム💦|浣腸苦手、絶対無理・・・でも強制
(完全に空っぽにするわけではなく、1回出たらOKでした)
・圧着ストッキング装着
👨👩👧 手術前
・夫と面会
(子どもたちは小学校へ)
🚶 手術室へ移動
看護師さんに呼ばれ、歩いて手術室へ向かう
💉 麻酔 → 手術開始
気づいたら眠っていた
🛏️ 手術終了
ぼんやり意識が戻り始める
🏥 病室へ戻る
管まみれ&ほぼ動けない状態

【浣腸の心得】
浣腸後は、全力で肛門に力を入れ、両手で尻を押さえ、立って便座前で待つべし
もようしたらすぐ💩出せるように準備しておこう!
手術前の状態と気持ち

朝から飲食は禁止。点滴が始まり、いよいよ「今日なんだ」と実感。
正直、かなり怖かったです。

・本当に大丈夫かな
・ちゃんと目が覚めるかな
・もう元の体には戻れないんだな
そんなことをずっと考えていました。
でも同時に、
「これで前に進める」
という気持ちもありました。
手術室に入るまで
手術室へ向かう瞬間|一番緊張した時間
時間になると看護師さんに呼ばれ、歩いて手術室へ向かいます。
この時間が、正直一番緊張しました。
自動ドアの前で夫とお別れ。
「頑張って!」と声をかけられて、うなずきながらも
心の中では「これで目が覚めなかったら、本当のお別れだな。」と考えていました。
手術室の入口で見た、意外な光景
手術室の自動ドアが開くと、目の前に“受付”のような場所がありました。
さらに驚いたのは、壁に飾られていた折り紙。
<あしたてんきになぁ~れ>という文字と一緒に、たくさんの飾りが並んでいました。
おそらく手術を受ける子どもたちのためのものだと思います。
あぁ、小さな子どもたちもここでがんばるんだな、と胸にじんわり広がりました。
想像以上に広い手術エリア
靴を脱ぎ、専用のスリッパに履き替えて廊下を歩きます。
「廊下?」と思うかもしれませんが、本当に廊下なんです。
手術室が10部屋以上あり、両サイドにずらっと並んでいました。
まるで別世界のようで、非日常感が一気に押し寄せます。
T字路を左に曲がり、突き当たりの「13番手術室」へ。
手術室に入った瞬間の印象
中に入ってまず感じたのは、
「広い…そして天井が高い」
思わず圧倒されて、少し怖さも増しました。
頭に浮かんだのは、なぜか映画のバイオハザード。
完全に“奥の間”という感じでした。
奥には、ロボット支援手術で使うダヴィンチが大きく構えていました。
手術前の最終確認
スタッフは、主治医・看護師・麻酔科医・研修医の計4名。
その場で、これから行う手術の確認が始まります。
看護師さんが問いかけます。
「今から何の手術をしますか?」
主治医が答え、最後に自分の口でも言います。
「子宮全摘手術をします」
この瞬間、現実を突きつけられたような気がしました。
初めてあふれた涙
緊張で顔がこわばっていたのか、看護師さんが背中をさすってくれて、
「大丈夫だよ」
と声をかけてくれました。
その瞬間、

- 怖い
- 痛いのかな
- がんだったらどうしよう
いろんな感情が一気にあふれて、初めて涙が出ました。
ずっと気を張っていたものが、そこで一気に崩れた感じでした。
そして思わず、ぽろっと出た一言。
「……絶対こんなんアカンて。」
手術台に乗って感じたこと
そして、いよいよ手術台へ。
見た瞬間の感想は、
「え、細い…!」
正直、ぽっちゃり体型の私は「乗れる?」と不安に(笑)
なんとか仰向けになりましたが、少しはみ出ている感覚がありました。
さらに驚いたのは、台の素材。
硬いものを想像していたのに、実際はスポンジのような感触。
こんなところでも「想像と違う」がありました。
麻酔〜手術中の記憶

酸素マスクでプチパニック
手術台に横になり、酸素マスクをつけます。
……が。
「ん?苦しい💦」
「え、息できない!?」
慌てて麻酔科の先生に伝えると、
「あ、酸素ボンベの栓開けるの忘れてた!ごめーん(笑)」
と先生。
おいおい……勘弁してくれ💦
手術直前なのに、まさかのハプニング。
緊張していた気持ちが、別の意味で一気に高まりました。
気を取り直して、
「眠くなりますよ〜」
と声を掛けられ、点滴から麻酔が入っていきます。
でもこの時、頭の中はかなり焦っていました。

・麻酔が効かなかったらどうしよう
・眠れなかったら?
・途中で目が覚めたら?
ドラマで見る、あの太い管で気管挿管される場面が頭に浮かび、
「麻酔効かなかったら地獄やん……💦」
と勝手に想像して、さらに怖くなっていました。
気づいたら手術が終わっていた

すると突然、
「お〜、血圧上がってきたぞ!」
という麻酔科の先生の声が聞こえてきます。
「え!?血圧上がっちゃったの!?」
「手術できないじゃん💦」
と思い、慌てて
「血圧上がったら手術できないですよね?」
と聞いた瞬間――
「おまつりマーモットさん、もう終わったよ〜!」
と看護師さんの声。
……そう。
気づいたら、手術は終わっていました。
本当に一瞬でした。
手術中に見た夢

余談ですが、
「手術中ってどんな感じなんだろう?」
と気になる方もいるかもしれません。
私は夢を見ました。
子ども2人と一緒に、ふわふわの白いトランポリンみたいな場所で、ジャンプしながら笑っている夢。
すごく気持ちよくて、安心する感覚でした。

……今思えば半分、天国だったのかも💦
手術後

手術後すぐの状態
目が覚めた直後は、ぼんやりしているものの、意識はかなりはっきりしていました。
目も見えるし、耳もしっかり聞こえています。
そして驚いたのが――
痛みが、まったく無い。
(※痛みレベル:☆☆☆☆☆)
吐き気もありませんでした。
手術室を出ると、夫の姿が見えました。
その瞬間、
「あ、生きて会えた」
と、なぜか淡々と思いました(笑)
感動で泣くとかではなく、本当に冷静にそんなことを考えていました。
そのままベッドで病室へ運ばれていきます。
すると突然、
ガチガチガチガチ……
両ひざがぶつかるほど、足が激しく震え始めました。
しかも、自分では止められない。
でも不思議なことに、寒くはないんです。
「足が震えて止まらないんですけど……」
と看護師さんに伝えると、
「体が体温を上げようとしてるんだよ」
と教えてくれました。
体温が戻ろうとするときに起きるシバリング現象のようです。
病室に戻ってから

病室に戻ると、絵に描いたような“管まみれ”状態でした。
がついていて、ほぼ動けません。

人生初の両腕に点滴💦
一番つらかったのは、
でした。
病室に着くと、
「頭を動かさないでください。特に起こさないように」
と言われ、枕の代わりにバスタオルを敷いてもらいました。
頭を起こすと、吐き気が強くなることがあるそうです。
おそらく麻酔の副作用で吐いてしまう人が多いのでしょう。
ベッド横には、しっかりエチケット袋(吐物用)がセットされていました💦
私は吐くのが本当に苦手なので、
「絶対に吐きたくない……!」
と思い、頭を1mmも動かしませんでした(笑)
その結果、エチケット袋を使うことなく乗り切れました。
術後は発熱もあり、
悪寒 → 発汗 → 悪寒 → 発汗
をひたすら繰り返していました。
でも動けないので、
「暑い」
「寒い」
と思っても、自分で布団を調整できません。
ただ耐えるしかなく、これが地味につらかったです。
さらに、術前に脊椎麻酔として入れてもらったモルヒネの副作用で、全身に強いかゆみが出ました。
ブツブツも赤みもないのに、とにかく痒い!!
我慢できず、麻酔科の先生にお願いして、かゆみ止めの点滴を入れてもらいました。
病室に戻って3時間ほどで、鼻の酸素チューブは外されました。
でも実は、酸素をしていると体がかなり楽で……
心の中では、
「えっ、もう終わり!?」
「本当はずっとつけていたい……」
と思っていました(笑)

経腟摘出だったため、手術中は「足が上・体が下」の体勢になるそうです。
その影響なのか、術後しばらくは肺が押されるような圧迫感と、肩の痛みがありました。
翌日には楽になるので安心してね。
そして何より驚いたのが、
やっぱり痛みがほとんど無いこと。(痛み止めの点滴もしていますが・・・)
モルヒネ、めちゃくちゃ効いていました。
(※痛みレベル:★☆☆☆☆)
余談
脊椎麻酔で使用したモルヒネには、術後の吐き気を軽減する効果もあるそうです。
これは麻酔科の先生が教えてくれました。
当日のリアルな感想
正直に言うと、
「思っていたよりは耐えられる。でも楽ではない。」
というのが本音です。
手術室に入ってからは、泣いてビビり散らかしていましたが(笑)
終わってみれば、
「……なんやかんや、無事に終わった」
そんな心境でした。
これから手術を受ける方へ
手術当日は、不安でいっぱいになると思います。
私も本当に怖かったです。
でも実際に感じたのは、
ということでした。
だから、泣いても大丈夫です。
「怖い」と思うのは、当たり前。
私も手術室で泣きました(笑)
少しでも安心して当日を迎えられるように。
この記事が、どこかで誰かの不安を軽くできたら嬉しいです。
まとめ

- 手術は気づいたら終わっている
- モルヒネ最強(当日はほぼ痛みなし)
- 吐き気はゼロ
- 当日は管まみれでほぼ動けない
- 発熱で悪寒と発汗
- みんな普通に怖いし、ビビる
手術室では泣いて、
「絶対こんなんアカンて。」
と思いましたが、なんやかんや無事に終わりました。
術後当日は、まだ「何とかいけるかも…?」と思っていました。
でも、本当の地獄はここから。
次の記事では、
・モルヒネが切れた瞬間の激痛😭
・手術翌日の状態
・歩行や食事はどうだった?
・痛みとの戦いと回復の様子
について、かなり正直に書いています💦

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