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子宮全摘後の過ごし方|仕事・家事・育児と術後1年の回復記録

子宮全摘手術
おまつりマーモット
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子宮全摘後、仕事はいつからできる?
家事や育児はどうする?
いつ普通の生活に戻れるの?

これから子宮全摘手術を受ける方、退院したばかりの方、今まさに回復途中の方へ。私の術後生活が、過ごし方を考えるヒントになればうれしいです。

子宮全摘後をどう過ごすのか、退院前から気になっていました。

私は2025年9月に手術をしました。退院3日目から在宅ワーク(営業事務)を再開ましたが、家事を本格的に再開したのは11月です。退院後は布団を敷きっぱなしにして、家事は周囲に頼り、食事は近所のお総菜屋さんを利用しました。

そして術後3週間、「そろそろ動けるかも」と娘を迎えに行った日に、まさかの大出血。

動けることと、無理なく動けることは別物だった。

退院すると、入院中より「自分でやらなきゃ」が増える。少し元気な日は動けそうに感じるけれど、その場では平気でも、あとから急に疲れや痛みが出ることがあった。

この記事では、仕事・家事・育児・外出・入浴を再開した時期と、術後1年までの回復をまとめます。

退院後から術後1年までの経過

時期経過
退院直後〜10月上旬布団は敷きっぱなし。家事は周囲に頼り、食事はお総菜を利用
術後3週間鮮血、腹痛、大きな血の塊。病院を2日続けて受診
10月中旬腹痛が治まり、ロキソニンから解放。鮮血も止まる
10月下旬膣がん検査を受け、1週間後に異常なしで終診
11月家事と近所一周のウォーキングを開始
11月下旬瀬戸内旅行へ。主治医に相談して温泉を利用
術後7か月自宅の湯船に入れるようになる
術後1年周期的な痛みもなくなり、走れるまで回復

子宮全摘後の仕事・家事・育児はどうした?

仕事は在宅で継続

在宅ワークは療養中も継続した。ただし、いつでも横になれるよう布団はそのまま。通勤がなく、自分のタイミングで休めたから続けられた部分が大きい。

仕事内容や休める環境は、人によって違います。「術後何日だから大丈夫」ではなく、痛みや疲れ方を見ながら調整した。

パソコンの前に座れても、長時間同じ姿勢でいると疲れる。集中できない日は早めに切り上げ、横になることを優先した。在宅だからこそできた働き方だったと思います。

家事の本格再開は11月

術後の家事を少しずつ再開するため予定を立てる女性

家事の本格再開は11月。
それまでは家事を周囲に頼り、ご飯は近所のお総菜屋さんを利用しました。自分で全部やろうとせず、使える助けは使う。これが本当に大切でした。

11月から掃除・炊事・洗濯を少しずつ再開。家事をしないのはサボりではない。人やサービスに任せることも、回復には必要だったと思います。

最初から全部やろうとせず、今日は洗濯、次は簡単な料理というように分けた。退院前に総菜や冷凍食品、家族へ頼むことを準備しておくと、気持ちも体もかなり楽になります。

育児と送迎は周囲に頼った

退院後1か月は、周囲に頼って過ごしました。家族の生活が通常に戻った日、私は娘を迎えに駅へ。退院後初めてのひとり外出でした。

その日は調子こきまくり、4リットル分の水まで持ってしまった。「車で迎えに行くだけ」でも、歩く、待つ、荷物を持つ、運転するという負担が重なる。今思えば、まだ早かったのかもしれません。

術後に4リットルの水を持ち、調子に乗りすぎたと振り返る女性

育児は子どもの予定に合わせる場面が多く、こちらの回復を待ってはくれません。送迎だけでも、家族に頼める日や代わりの方法を考えておけばよかったと感じています。

術後3週間で鮮血と腹痛

帰宅後に出血し、病院へ電話。「ひどくなるならすぐ受診、悪化しなければ翌日受診」と言われた。

どの程度なら「ひどい」のか分からず、ナプキンを何度も確認した。検査で異常がなくても、鮮血と痛みがある間は落ち着きませんでした。

術後3週間で、サラサラの鮮血と生理痛のような腹痛。

おまつりマーモット
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私、子宮ないんですけど……。

翌日の内診では、血腫もなく、傷口も開いていない。異常は見つからず帰宅することになった。

病院の駐車場で車が見つからない

病院の広い駐車場で自分の車が見つからず困っている女性

ところが広い駐車場で、自分の車をどこに止めたのか分からない。

出血している。お腹も痛い。なのに車がない!

探すこと約1時間。診察より、車探しで具合が悪くなりそうだった。

体調が悪い日の受診は、駐車場所をスマホで撮っておく、入口に近い場所を選ぶ、できれば誰かに付き添ってもらう。それだけでも負担が違ったと思います。

羊羹みたいな大きな血の塊

家へ戻ると再び腹痛。トイレへ行くと、鮮血と一緒に羊羹みたいな大きな血の塊が出た。通常の生理でも見たことがないサイズ。

翌日も病院へ行ったが、やはり異常なし。念のため、1か月後に主治医の予約を取ってもらった。

大きな血の塊を見たあとだったので、「異常なし」と言われても、すぐに不安が消えたわけではありません。それでも傷口が開いていないと確認できたことは安心材料になりました。

その後も腹痛は約1週間、少量の出血もしばらく続いた。ロキソニンでやり過ごし、10月中旬には腹痛が治まった。鮮血はなくなったものの、小さいナプキンは継続した。

念のため膣がん検査

10月下旬、主治医の診察では特に異常なし。ただ、膣からの出血も考えられるため、念のため膣がん検査を受けることになった。

え!? また病理検査するの!?

可能性は低いと分かっていても、結果待ちの1週間は、やっぱり心臓バクバクでした。頭では「きっと大丈夫」と考えようとしても、心は全然ついてきません。

膣がん検査の結果は異常なし。
ようやく長かった術後の通院が終わり、無事に終診となった。

外出・運動・旅行はいつから?

11月には出血と腹痛が治まり、家事とウォーキングを開始。11月下旬の瀬戸内旅行に備え、まずは近所一周から歩いた。

最初は距離よりも、歩いたあとに痛みや疲れが出ないかを確認。大丈夫なら少しだけ延ばす、という進め方にしました。

おまつりマーモット
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旅行へ行けるのかな?
温泉に入っても大丈夫?

主治医に相談すると、「僕、温泉詳しいよ!」とのこと。私の状態を診たうえで、源泉かけ流しならよいが、沸かしたお風呂はまだ避けるよう言われた。

旅先で最初に聞いたのは、食事の時間ではなく「源泉かけ流しですか? ボイラーですか?」。泉質より先に加温方式を確認する女になった。

温泉が源泉かけ流しかボイラーかを旅館で確認する女性

入院時に使ったキャリーケースは、この旅行でも活躍。重い荷物を持たずに済み、今も旅の相棒です。

※サイズ・容量・価格はリンク先でご確認ください。

※これは私の回復状態を診た主治医の個別の指示です。術後の入浴や旅行は、ご自身の主治医へ確認してください。

自宅の湯船は術後7か月

実は、家の湯船に入る勇気がなかなか出なかった。

おまつりマーモット
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ばい菌が入ったらどうしよう……。

家のお風呂、どんだけ汚いんだって話ですが、不安なものは不安です。冬もシャワーだけで過ごした。寒かった……。

手術から7か月たった4月、まずは膝まで入浴。

あったけ~~~!

その1週間後に一瞬ザブン。その日から肩までつかれるようになった。

気持ちいい~~~! 7か月ぶりの自宅の湯船、最高。

ただお風呂に入っただけなのに、私には大きな一歩でした。怖さがあるなら、一気に元へ戻さず、自分が安心できる小さな段階を作ってもよいと思います。

退院後の過ごし方で助かったこと

  • いつでも横になれる場所を作る
  • 掃除や洗濯は人やサービスに任せる
  • お総菜や冷凍食品を遠慮なく使う
  • 育児や送迎を一気に元へ戻さない
  • 外出や運動は短い距離から始める
  • 出血や強い痛みがあれば病院へ相談する

支えてくれる家族がいるとは限りません。手術前に、宅配弁当、ネットスーパー、家事代行、送迎支援など、地域で使えるサービスを確認しておくと安心です。

退院後の買い物には、以前から利用していた生協の宅配が大活躍。食品だけでなく、重い飲み物や日用品も玄関まで届くので助かりました。術後は重いものを持つのも負担になるため、買い物へ行かなくて済むだけでもかなり楽でした。

調子のよい日は、つい頑張りすぎてしまいます。でも、今日できたからといって、明日も同じように動けるとは限りません。元の生活へ早く戻ることより、症状をぶり返さずに回復することを優先してよかったと思います。

術後1年の傷跡|4か所はどうなった?

腹腔鏡の傷は4か所。1年後はかなり目立たなくなりましたが、おへその上だけ時々「まだここにいますよ~」と痛痒く自己主張してきます(笑)。だから今も、お腹を締め付けないサロペットが重宝しています。

子宮全摘手術から1年後のお腹に残る4か所の腹腔鏡手術の傷跡
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まとめ|休むのも回復のお仕事

子宮全摘後に休養から歩行、運動へゆっくり回復する様子

子宮全摘後の回復は、思っていたよりゆっくりでした。在宅で仕事は続けたものの、家事は周囲に頼り、お総菜を利用。本格再開は11月でした。育児や送迎も、いきなり元へ戻すのは負担が大きかった。

それでも少しずつ家事、ウォーキング、旅行、入浴を再開。しばらくは以前の生理周期にあたる時期に、生理痛のような痛みを感じることもあった。

子宮はもうないのに、体が周期を覚えているのかな、と不思議だった。術後1年の今は、普通に歩いて走れる。

元気になった一方で、「本当に子宮がなくなったんだな」と、ふと寂しくなることもある。それでも、今こうして元気に過ごせていることが、今はうれしいです。

早く元の生活に戻ろうと焦らなくても大丈夫。休むのも、立派な回復のお仕事。

術後の経過には個人差があります。出血や強い痛みなど気になる症状がある場合は、自己判断で我慢せず、手術を受けた病院へ相談してください。

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